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第12回 外国人社員が入ると日本人社員も変わる―「内なる国際化」という効果
外国人社員を採用すると、変わるのは外国人社員だけでしょうか。
実は、一緒に働く日本人社員も変わることがあります。
資料では、この変化を「内なる国際化」という視点から紹介しています。
「ちゃんと説明する」ようになる
日本人同士なら、
「これくらい分かるだろう」
「前と同じようにしておいて」
で済ませていたことも、外国人社員には通じないことがあります。
すると、
「なぜこの作業が必要なのか」
「いつまでに何をすればいいのか」
を言葉にする必要が出てきます。
資料に紹介された企業では、外国人社員と仕事をすることで、日本人社員が正確かつ丁寧に説明する必要が生じ、その結果、日本人社員の論理的な説明力の向上につながったという事例があります。
会議の雰囲気が変わることも
外国人社員が会議で積極的に意見を述べる姿を見て、周囲の日本人社員も自分の意見を発言するようになったという事例も紹介されています。
また、外国人社員と働くことで、海外の文化や商習慣に関心を持つ日本人社員が増えたという企業もあります。
つまり、外国人社員の採用は、
「外国人社員を日本企業に適応させること」
だけではありません。
日本人社員や会社自身が、これまで当たり前だと思っていた仕事の進め方を見直すきっかけにもなります。
外国人が働きやすい会社は、説明のできる会社
外国人社員が働きやすい会社とは、外国人だけを特別扱いする会社ではないと思います。
仕事内容が明確。
評価基準が分かる。
分からないことを質問できる。
将来のキャリアについて話せる。
違う意見を言っても大丈夫。
こうした職場は、日本人社員にとっても働きやすいはずです。
外国人を採用することで、会社が外国人に合わせる。
外国人も日本の会社を理解する。
そして、お互いが少しずつ変わっていく。
それが、本当の意味での「内なる国際化」なのかもしれません。

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