工業製品製造業|特定技能2号を目指す方へ

このページでは、工業製品製造業分野で「特定技能2号」を目指す方に向けて、試験や実務経験、学習に役立つ公式情報をまとめています。

現在、特定技能1号として製造業で働いている方や、将来も日本で製造業の仕事を続けたい方が、必要な情報を探しやすいようにご案内します。

特定技能2号とは

特定技能2号は、特定産業分野において熟練した技能を持つ外国人が働くための在留資格です。

特定技能1号よりも高い技能が求められ、工業製品製造業分野では、複数の技能者を指導しながら作業を行い、製造工程を管理することができる水準が求められます。

特定技能1号には通算の在留期間に上限がありますが、特定技能2号には通算の在留期間の上限がありません。

また、一定の要件を満たすことで、配偶者や子を日本に呼び寄せることも可能になります。

工業製品製造業の特定技能2号で働ける業務

工業製品製造業分野の特定技能2号には、次の3つの業務区分があります。

機械金属加工
電気電子機器組立て
金属表面処理

特定技能2号では、単に自分が製造作業を行うだけではなく、複数の技能者を指導しながら作業に従事し、工程を管理することが求められます。

そのため、特定技能1号よりも高い技能や、製造現場での経験が必要となります。

特定技能2号になるための主な要件

工業製品製造業分野で特定技能2号を目指す場合、技能と実務経験について所定の要件を満たす必要があります。

技能については、主に次の2つのルートがあります。

製造分野特定技能2号評価試験を受験するルート
  製造分野特定技能2号評価試験に合格
  ビジネス・キャリア検定3級「生産管理」に合格
  所定の実務経験を満たす


技能検定1級を受験するルート
  対象となる技能検定1級に合格
  所定の実務経験を満たす

どちらのルートを利用できるかは、現在従事している業務や取得している資格などによって異なります。

実務経験について

特定技能2号では、試験に合格するだけではなく、製造現場での実務経験も重要な要件となります。

製造分野特定技能2号評価試験を受験する場合には、原則として、試験日の前日までに日本国内に拠点を持つ企業の製造業の現場における3年以上の実務経験が必要です。

この実務経験については、「実務経験証明書」を提出して証明します。(「実務経験証明書記載例」)

試験の申込みにあたっては、実務経験を証明する書類の提出が必要となります。

そのため、将来、特定技能2号を目指している方は、自分の仕事内容や実務経験について早めに確認しておくことが大切です。

▶実務経験証明書はこちら

製造分野特定技能2号評価試験

製造分野特定技能2号評価試験は、熟練した技術を持ち、自らの判断によって高度な業務を行うことができる技術水準が求められます。

試験はCBT方式で実施され、日本語で出題されます。

試験日程、受験資格、申込方法、試験会場などは変更される場合がありますので、受験を予定している方は必ず最新の公式情報を確認してください。

▶製造分野特定技能2号評価試験の最新情報はこちら

ビジネス・キャリア検定3級について

製造分野特定技能2号評価試験を利用して特定技能2号を目指す場合には、「ビジネス・キャリア検定3級(生産管理)」の合格も必要です。

ビジネス・キャリア検定は、製造現場で必要となる生産管理や品質管理などの知識が問われます。

特定技能2号を目指す場合には、自分が受験すべき試験区分を確認し、製造分野特定技能2号評価試験とあわせて準備を進める必要があります。

▶ビジネス・キャリア検定「生産管理」の公式情報はこちら

特定技能1号から2号への変更について

試験に合格しただけで、自動的に在留資格が特定技能2号へ変わるわけではありません。

必要な試験や実務経験などの要件を満たしたうえで、勤務先との雇用契約や受入れ機関などの要件を確認し、出入国在留管理局へ在留資格変更申請を行う必要があります。

【特定技能1号から2号への変更の流れ】

実務経験を積む

必要な試験に合格する

特定技能2号への在留資格変更許可申請を行う

特定技能1号には通算5年の在留期間上限がありますので、将来2号を目指す方は、早めに試験や実務経験の要件を確認しておくことが大切です。

試験情報・学習資料・過去問題

特定技能2号を目指す場合は、試験の内容だけでなく、受験資格や実務経験の要件についても確認しておくことが大切です。

公式に公表されている情報を中心に、試験準備に役立つ資料をご案内します。

【制度を確認する】
工業製品製造業分野の特定技能制度について

【2号試験を確認する】
製造分野特定技能2号評価試験
製造分野特定技能2号評価試験 実施要領
特定技能2号評価試験の学習資料

【ビジネス・キャリア検定を勉強する】
ビジネス・キャリア検定3級「生産管理」
ビジネス・キャリア検定「過去の問題例及び解答」


よくある質問

Q.ビジネス・キャリア検定3級は、どの試験区分を受ければいいですか?

製造分野特定技能2号評価試験を利用して特定技能2号を目指す場合は、ビジネス・キャリア検定3級「生産管理」に合格する必要があります。

「3級」であれば、どの試験区分でもよいわけではありませんので、申込みの際には注意してください。

Q.今の会社が特定技能2号の受入れに対応していない場合、転職して2号を目指せますか?

はい。現在の会社で特定技能2号としての受入れが難しい場合は、要件を満たす別の企業へ転職して、特定技能2号を目指すこともできます。

ただし、外国人本人が試験や実務経験などの要件を満たすだけでなく、転職先の企業も特定技能外国人を受け入れるための要件を満たしている必要があります。

また、これまでの実務経験が必要になる場合がありますので、退職する際には、実務経験を証明する書類について勤務先に確認しておくことが大切です。

Q.特定技能2号になるためには何年の実務経験が必要ですか?

製造分野特定技能2号評価試験を受験する場合には、原則として、日本国内に拠点を持つ企業の製造業の現場における3年以上の実務経験が必要です。

実務経験については証明書の提出が必要となるため、受験前に勤務先と確認しておくことをおすすめします。

Q.特定技能2号になった後、永住申請を目指すことはできますか?

はい。特定技能2号で働きながら、将来的に永住許可を目指すことは可能です。

永住許可では、原則として引き続き10年以上日本に在留し、そのうち就労資格または居住資格で引き続き5年以上在留していることが求められます。

ここで注意したいのが、「技能実習」と「特定技能1号」の在留期間は、この5年以上の就労資格の期間には含まれないという点です。

一方、特定技能2号はこの除外対象ではありません。

Q.特定技能2号では家族を日本に呼ぶことができますか?

一定の要件を満たせば、配偶者や子について在留資格「家族滞在」での在留を検討することができます。

特定技能1号では原則として家族帯同が認められていないため、特定技能2号との大きな違いの一つです。

公式情報・出典

経済産業省
工業製品製造業分野の特定技能制度、製造分野特定技能評価試験等

中央職業能力開発協会(JAVADA)
ビジネス・キャリア検定、技能検定に関する情報

製造業特定技能外国人材受け入れ協議・連絡会/製造分野特定技能評価試験ポータルサイト
特定技能評価試験・試験日程・実務経験証明書等