外食業の特定技能は「ほぼ試験ルート」―技能実習からの移行とは違う採用市場

令和7年12月末現在、外食業分野の特定技能1号外国人は43,869人です。

その内訳を見ると、

  • 試験ルート 42,828人
  • 技能実習ルート 1,041人

となっています。

実に約98%が試験ルートです。

これは、特定技能制度全体の姿とは大きく異なります。

外食業では「技能実習修了者を採用する」という発想だけでは足りない

特定技能全体では技能実習からの移行者が多く存在します。

しかし外食業では、技能実習ルートはごく一部です。

そのため外食業で特定技能外国人を採用したい企業は、

「技能実習生が特定技能に切り替わるのを待つ」

という採用方法だけではなく、特定技能評価試験などに合格した人材を探すことが重要になります。

国籍ではミャンマーが最多

国籍別では、

1位 ミャンマー 14,966人
2位 ベトナム 13,623人
3位 ネパール 4,135人
4位 インドネシア 3,521人
5位 中国 2,683人

となっています。

ミャンマーでは14,966人のうち14,899人、ネパールでは4,135人のうち4,126人が試験ルートです。

外食業では「試験を受けて特定技能として働く」というルートが完全に主流になっていることが分かります。

地域では東京都と大阪府が突出

都道府県別では、

  • 東京都 9,328人
  • 大阪府 4,527人
  • 神奈川県 3,903人
  • 愛知県 3,268人

となっています。

飲食店が集中する大都市圏ほど、特定技能外国人の受入れも多いことが数字にはっきり表れています。

外食業で人材不足に悩む企業にとって、特定技能外国人は今後さらに重要な採用対象となりそうです。

※本記事は、出入国在留管理庁「令和7年12月末現在 特定技能1号在留外国人数(第7表・第8表)」をもとに作成しています。

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