特定技能1号の4割がベトナム人―15万8千人という数字から見えること

令和7年12月末現在、日本で特定技能1号として在留している外国人382,341人のうち、最も多い国籍はベトナムの158,497人です。

全体の約41.5%にあたり、特定技能1号の約4割をベトナム人が占めています。

ベトナム人材が多い分野は?

ベトナム人の特定技能1号を分野別に見ると、

・飲食料品製造業 55,372人
・工業製品製造業 32,445人
・建設 30,159人
・外食業 13,623人
・介護 10,401人
・農業 9,789人

となっています。

特に飲食料品製造業、製造業、建設の3分野で非常に大きな存在となっています。

たとえば、全国の建設分野の特定技能1号は49,323人ですが、そのうちベトナム人は30,159人です。

つまり、建設分野では6割以上をベトナム人が占めていることになります。

「ベトナム人材中心」は今後も続くのか

特定技能制度を見るうえで重要なのは、現在の人数だけではありません。

制度開始以降、ベトナムは特定技能外国人の主要な送り出し国となってきました。

しかし、最新統計を見ると、インドネシア、ミャンマー、フィリピンなどからも多くの外国人が特定技能として働いています。

企業側も今後は、

「外国人を採用するならベトナム」

という考え方だけではなく、仕事内容や地域、採用したい人材像に応じて、幅広い国籍に目を向ける必要があるかもしれません。

特定技能制度の広がりとともに、日本の外国人採用も少しずつ多様化しています。

※本記事は、出入国在留管理庁「国籍・地域別 特定産業分野別 特定技能1号在留外国人数(令和7年12月末現在)」をもとに作成しています。

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