介護の特定技能外国人はどこの国から?―約6万8千人の国籍構成を見る

令和7年12月末現在、介護分野で働く特定技能1号外国人は67,871人です。

人手不足が大きな課題となっている介護業界ですが、特定技能外国人の存在も年々重要になっています。

では、どの国の人が多いのでしょうか。

インドネシアとミャンマーで約6割

主な国籍を見ると、

・インドネシア 21,139人
・ミャンマー 19,803人
・ベトナム 10,401人
・ネパール 6,013人
・フィリピン 5,704人

となっています。

特にインドネシアとミャンマーの2か国だけで約4万1千人。

介護分野全体の約6割を占めています。

一方、特定技能1号全体では圧倒的に人数の多いベトナムですが、介護分野に限ると3番目です。

ここにも「国籍によって多く働く分野が違う」という特定技能制度の特徴が表れています。

ネパール人材にも注目

もう一つ注目したいのがネパールです。

ネパール人の特定技能1号は全分野を合わせて12,277人ですが、そのうち介護が6,013人です。

つまり、ネパール人特定技能1号の約半数が介護分野で働いていることになります。

外国人採用を考える際、「どこの国の人が多いか」だけを見るのではなく、その国の人材がどの分野で働いているのかを見ると、違った景色が見えてきます。

今後、介護事業者が人材確保を考える際にも、特定の国だけに絞らず、複数の国・地域に目を向けることが重要になりそうです。

※本記事は、出入国在留管理庁「国籍・地域別 特定産業分野別 特定技能1号在留外国人数(令和7年12月末現在)」をもとに作成しています。

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