外食業の特定技能はミャンマー人が最多―国籍別に見ると意外な結果に

特定技能1号の外国人が多く働く分野の一つが「外食業」です。

令和7年12月末現在、外食業で働く特定技能1号外国人は43,869人となっています。

では、最も多い国籍はどこでしょうか。

特定技能全体ではベトナム人が圧倒的に多いため、外食業でもベトナムが最多と思われるかもしれません。

しかし、実際には違います。

外食業トップはミャンマー

外食業の主な国籍を見ると、

・ミャンマー 14,966人
・ベトナム 13,623人
・ネパール 4,135人
・インドネシア 3,521人
・中国 2,683人
・フィリピン 2,279人

となっています。

最多はミャンマーです。

ミャンマー人の特定技能1号は全体で44,315人ですから、約3人に1人が外食業で働いていることになります。

さらにミャンマー人では介護も19,803人と非常に多く、介護と外食の2分野に大きく集中しています。

国籍だけで人材を判断しないことも大切

こうした統計は、外国人採用を考える企業にとって参考になります。

ただし、

「ミャンマー人だから外食業に向いている」

という意味ではありません。

統計はあくまで現在の在留状況を示すものです。

大切なのは、本人の経験、日本語能力、適性、希望するキャリアなどを確認したうえで採用することです。

一方で、どの国からどの分野への人材流入が多いのかを知っておけば、企業が採用ルートを検討する際の一つの参考になります。

特定技能制度では、制度を知るだけでなく、こうした人材の動きを知ることも重要になってきています。

※本記事は、出入国在留管理庁「国籍・地域別 特定産業分野別 特定技能1号在留外国人数(令和7年12月末現在)」をもとに作成しています。

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