外国人社員に「試用期間」の意味は伝わっていますか?

日本企業では、採用後に「試用期間」を設けることがあります。

日本人には比較的なじみのある言葉ですが、外国人社員に「試用期間です」と伝えるだけで、その意味まで正確に理解してもらえるとは限りません。

厚生労働省の「モデル就業規則(やさしい日本語版)」では、試用期間を、

「試しに働いてもらう期間」

と説明しています。

さらに、会社が認めれば試用期間を短くしたり、設けなかったりする場合があること、試用期間も勤続年数に含まれることなどが説明されています。

ここから分かるのは、専門用語を単に翻訳するだけが外国人への説明ではない、ということです。

「試用期間」という言葉を覚えてもらうより、

「何のための期間なのか」

を分かりやすく伝えるほうが理解につながります。

外国人社員を採用する際には、

「これは試用期間です」

だけで終わらず、その期間の意味や会社のルールについても説明しておくことが大切です。

小さな認識の違いを採用時に減らしておくことが、その後の安定した雇用につながります。

出典:厚生労働省職業安定局外国人雇用対策課「モデル就業規則(やさしい日本語版)」(令和3年3月)

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