外国人社員に就業規則は伝わっていますか?―「やさしい日本語」という考え方

外国人を採用するとき、在留資格や雇用契約について確認する企業は多いと思います。

しかし、採用後の「会社のルール」は、外国人社員にきちんと伝わっているでしょうか。

厚生労働省は、外国人に就業規則を分かりやすく伝えることを目的として、「モデル就業規則(やさしい日本語版)」を作成しています。

通常のモデル就業規則の条文を、そのまま外国人に見せるのではなく、「やさしい日本語」に書き換えているのが特徴です。

例えば、

「規則を遵守しなければならない」

という表現についても、

「働く人もこの決まりを守らなければなりません」

と説明しています。

外国人社員との間で問題が起きたとき、「就業規則に書いてあります」と説明するだけでは十分に伝わらないことがあります。

大切なのは、

「会社が説明したか」だけではなく、「相手が理解できる形で説明したか」

という視点ではないでしょうか。

外国人雇用では、在留資格の管理とともに、採用後のコミュニケーションも重要です。

「やさしい日本語」は、外国人社員との認識の違いを減らすための一つの方法として、企業にも参考になるものです。

出典:厚生労働省職業安定局外国人雇用対策課「モデル就業規則(やさしい日本語版)」(令和3年3月)

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