特定技能外国人は若者だけ?―40代・50代以上も働いている分野とは

特定技能1号外国人の年齢構成を見ると、若い世代が圧倒的に多くなっています。

令和7年12月末現在、特定技能1号382,341人のうち、

18~29歳 226,525人
30~39歳 131,362人
40~49歳 22,802人
50歳以上 1,652人

となっています。

39歳以下だけで約94%です。

しかし、「特定技能=若者だけの制度」というわけではありません。

50歳以上も1,652人

人数は多くありませんが、50歳以上の特定技能1号外国人も1,652人在留しています。

主な分野を見ると、

飲食料品製造業 331人
建設 272人
ビルクリーニング 261人
介護 210人
農業 196人

などとなっています。

特定技能制度には、一定年齢以上だから働けないという一律の年齢上限が設けられているわけではありません。

そのため、必要な技能や日本語能力などの要件を満たせば、40代、50代以上でも特定技能として働くことは可能です。

年齢だけで判断しない採用へ

外国人採用というと「若い人材」というイメージが先行することがあります。

しかし、企業が必要としているのは必ずしも年齢の若さだけではありません。

これまでの職務経験、技能、仕事への理解、コミュニケーション能力など、年齢とは別の強みを持つ人材もいます。

特定技能外国人が38万人を超えた現在、外国人採用についても、

「どこの国の人か」
「何歳か」
「男性か女性か」

という属性だけで考えるのではなく、

「その人が何を経験し、何ができ、これからどのように働きたいのか」

を見ることが、ますます大切になってくるのではないでしょうか。

統計から全体の傾向を知りながら、採用では一人ひとりを見る。

この二つを分けて考えることが、外国人材とのより良い雇用関係につながると思います。

※本記事は、出入国在留管理庁「特定産業分野別・年齢・男女別 特定技能1号在留外国人数(令和7年12月末現在)」をもとに作成しています。

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