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特定技能2号が最も多い都道府県はどこ?最新データから見えた意外な特徴
出入国在留管理庁が公表した令和7年12月末現在の統計によると、特定技能2号で在留する外国人は全国で7,955人となっています。
では、その7,955人は、どの都道府県で活躍しているのでしょうか。
第1位は、東京都ではありません!
都道府県別に見ると、最も多かったのは愛知県(751人)でした。
続いて、
1位 愛知県 751人
2位 東京都 720人
3位 埼玉県 707人
4位 千葉県 583人
5位 大阪府 542人
という結果になっています。
人口では東京都が全国一ですが、特定技能2号では愛知県がトップという結果は、少し意外に感じる方も多いのではないでしょうか。
なぜ愛知県が、1位?!
愛知県は、自動車産業をはじめとする製造業が全国でも特に盛んな地域です。
特定技能2号は、単に現場で働くだけではなく、一定の技能や経験を積み、後輩の指導や現場管理ができる人材が対象となります。
そのため、長年にわたり外国人材を受け入れ、育成してきた製造業が多い地域ほど、2号へ移行する人も多くなっていると考えられます。
大阪にはどのような特徴があるのでしょうか?
私が行政書士として業務を行っている大阪府は、全国で5位、542人となっています。
上位を見ると関東の都県が多く並びますが、大阪は西日本では存在感のある地域です。
大阪府の特徴は、一つの産業に偏っているのではなく、
- 建設
- 工業製品製造業
- 飲食料品製造業
- 外食業
など、複数の分野で特定技能2号の外国人が活躍している点です。
大阪は「ものづくりのまち」であると同時に、「食のまち」でもあります。そのような産業構造が、特定技能2号の分布にも表れているように感じます。
一方で、インバウンド需要や大阪・関西万博、特区民泊などの影響から、
「大阪は宿泊分野の特定技能2号が多いのでは??」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、令和7年12月末現在、宿泊分野の特定技能2号は全国でも30人にとどまっています。
数字を見ると、一般的なイメージと実際の状況には違いがあることが分かります。
都道府県によって必要とされる分野が異なります
さらに詳しく見ると、都道府県ごとに特徴があります。
例えば北海道では、農業分野の割合が高く、地域産業を反映した構成となっています。
一方、大都市圏では、建設業や飲食料品製造業、外食業など、多様な分野で特定技能2号の外国人が活躍しています。
つまり、「特定技能2号が多い県」ではなく、「その地域を支える産業に特定技能2号が集まっている」という見方もできます。
人数が少ない分野もあります
一方で、分野によっては、まだ特定技能2号の人数が非常に少ないものもあります。
例えば、令和7年12月末現在では、
- 漁業 21人
- 宿泊 30人
- 航空 3人
となっています。
制度が始まって間もないことや、2号へ移行するためには試験だけでなく、現場での指導・管理経験が必要となることも影響していると考えられます。
統計を見ると制度の姿が見えてきます
特定技能制度というと、試験や必要書類など、制度そのものに目が向きがちです。
でも、こうした統計を見ると数字を見ていくと、「愛知県が1位なのはなぜだろう」「宿泊業はもっと多いと思っていたけれど、実際はまだ30人なんだ」など、制度だけでは気付かなかったことがたくさん見えてきます。
私自身も、統計を見ながら「なるほど、そういうことか」と新しい発見をすることがよくあります。
これからも資料室では、出入国在留管理庁が公表するデータをもとに、「数字から見える特定技能制度」を分かりやすくお伝えしていきたいと思います。
※本記事は、出入国在留管理庁が公表した令和7年12月末現在の「特定技能2号在留外国人数(都道府県別)」をもとに作成しています。

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