大阪府の特定技能1号、約4割が大阪市に―市区町村別データから見る地域差

大阪府には、令和7年12月末現在、25,471人の特定技能1号外国人が在留しています。

では、大阪府内のどこに多く暮らしているのでしょうか。

出入国在留管理庁の市区町村別統計を見ると、最も多いのは大阪市の10,632人でした。

大阪府全体の約42%を大阪市が占めています。

大阪府内の上位地域

主な市を見ると、次のようになっています。

特定技能1号
大阪市10,632人
堺市2,221人
東大阪市1,787人
枚方市860人
高槻市810人
岸和田市790人
豊中市565人
泉佐野市528人
寝屋川市495人
門真市491人

大阪市が突出していますが、堺市や東大阪市にも多くの特定技能外国人が暮らしています。

地域によって多い分野も違う

さらに興味深いのは、同じ大阪府内でも分野構成が違うことです。

大阪市では外食業が3,272人と非常に多い一方、東大阪市では工業製品製造業が606人と多くなっています。

堺市では介護715人、建設488人、工業製品製造業440人など、複数の分野に広がっています。

特定技能外国人の分布は、その地域の産業構造を映す一つの指標ともいえそうです。

企業が外国人材の採用を考える際にも、「大阪には外国人が多い」という大きな括りだけではなく、自社が所在する地域に、どの分野の外国人材がいるのかまで見ることで、より具体的な採用・定着戦略を考えることができます。

※本記事は、出入国在留管理庁「令和7年12月末現在 第5表 都道府県・市区町村別 特定産業分野別 特定技能1号在留外国人数」をもとに作成しています。

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